所信表明
ようやく初めの半歩を踏み出すときが来ました。
6年勤務した会社を退職し、個人事業主としての活動をスタートさせていきます。
退職を決意したのは3年目のとき。今の会社で勤務し続けても自分が活き活きと仕事をしている未来を描けませんでした。
けれども、退職してその後どうする。。。
まず最初に考えたのは一般企業への転職でした。今では転職は当たり前の時代、新卒2〜7年目の人たちは、「第二新卒」と呼ばれ、第二新卒を対象とした募集・採用を積極的に行なっている会社も多く、また自分自身、一般企業の営業職などで毎日スーツを着て出社し、業績をあげ、自分の社会人スキル、ビジネススキルを磨いくという所謂ザ・サラリーマン的な仕事をしてみたいと思う時期がありました。大学生のときの就職活動では、今の会社しか受けなかったので、この時初めてちゃんと就活を経験した感じでした。リクルートエージェントさんには大変お世話になりました。結局、「これがしたい!」よりも「今の会社を出たい!」という気持ちが強いだけなことに気づき、それでは次のステップで本当に楽しめるのか疑問も持つようになり留まることにしました。
そこからは本当に自分がしたいこと、それを実現出来る道ってなんだろうと考えたときに、浮かび上がったのがJリーグクラブへの就職でした。自分はスポーツが好きでサッカーが好きで、どうやったらもっともっと日本のスポーツ界が盛り上がっていくのだろうと考え続けたときに、やっぱりプロクラブが、エンターテイメントとして、広く人々に影響を与えられる存在になっていかなければいけない、まさにその内側で仕事がしたいと思うようになりました。そこからはいくつかのJリーグチームとコンタクトを取り、実際にお誘いの声をいただくこともありました。次のステップはJリーグクラブ、まさにそんな風に思っていたのですが、同時に今の会社で少しずつ仕事が形作られてきた感触もあり、もう少しひと仕事終えてからでも良いのではないかと思うようになり、現職続行の判断をしました。
とはいえ、いつまでも現職を続けていく気もなく、どこかでやっぱ勇気持って飛び出さないと、と思っていました。そんな最中、日頃からわりと「この人の考え方面白いな」「この人の生き方カッコいいな」と思うと自分から積極的にコンタクトを取ることも多く、そうやって繋がっていく人たちがたまたま独立や起業している人たちも多く、そんな人たちの考え方に触れていると、5年目の半ばくらいに「独立もありなんじゃないか」と思い始めるようになりました。
会社を辞めようと思ってから約2年、ようやく自分の次のステップが見定まった感じがありとても嬉しかったです。そこから半年、特にブレることなく着々と準備を進めてきました。そしてもちろんまだ×10いろんな準備や行動が必要ですが、すべては自分が「幸せ!」と思える人生を歩んでいけるようにするため。
初めの一歩どころか「初めの半歩」くらいの感覚ですが、その半歩を毎日、毎月、毎年、積み重ねて行けるよう歩んで参りたい所存です。